築炉工という職業を耳にしたことはありますか?専門性の高い業種なので、あまり聞かない言葉かもしれません。
築炉工は、火に強い素材の耐火物を施工する仕事を行う職人です。
文字でみると「炉」を「築く」職人で、炉とは、火を使って金属を溶かしたり製品を加工するためのものです。
炉とつく名前のものとしては、工業用の炉(焼鈍炉、焼入炉、溶解炉、焼成炉)、焼却炉、パン焼き炉などがあり、一般的にわかりやすい炉としては、ゴミの焼却炉やピザ窯が挙げられます。
炉の内部は1000℃以上の高温になるため、この高温に耐えられるように炉の内部に耐火物を設置する必要があります。
例えば窯を店内に置いて焼き立てのピザを提供するレストランに入ったとします。店内に大きなピザ窯が設置されていても座席が熱いということはありませんよね?これは、炉の内部に耐火物が設置されているおかげです。
工業用の炉を安全に稼働させるためには、現場では炉の内部に設置する耐火物の選定から施工を行う築炉工が求められます。
築炉工は、耐火物を繊細に正確に積み上げる技術を持った職人です。
築炉を行う求人についてご興味にある方は、大阪府大阪市淀川区の日本炉工業株式会社までお気軽にお問い合わせください。